人事担当は必ず見ておきたい!中途採用の現状
人材不足が続いており、新卒採用だけでなく、中途採用においても人材を確保することは非常に重要なプロセスだ。今回は現状のデータをもとに、多彩な中途採用の告知手段や採用手法を概観し、それぞれの特色を整理した。
人材の過不足感
人材の過不足感は、年別で見ると2012年以降「不足している」は年々増加し、企業の人材不足は、継続して厳しさが増している状況である。また、昨年度は「不足している」の回答が最も多く73.5%で過半数を占める結果となった。
さらに、業種別でセグメントすると「不足している」の回答の中で、1番多いのは『ソフトウェア・通信』が88.5%で、次いで『流通・小売』が84%、『金融』が83.3%と、かなり高い水準で他の業種も半数を超えていることがわかる。
中途採用実施の理由
人材がどの企業も不足していることが上記のデータから確認できるが、人材の募集をするにあたり欠員補充が目的なのか、拡大なのか様々な理由があるが、企業調査のデータでは下記のような結果が出ている。
企業が中途採用を実施した理由は、『経営状態の好転・既存事業の拡大』が46.1%で最も高く、次いで『組織の存続と強化(活性化)』43.1%、『退職者の増加』30%の順となった。
退職者の増加による人員の補充よりも『経営状態の好転・既存事業の拡大』『新規事業への進出』『組織の存続と強化(活性化)』などが年々増加していることから、人材退職等による穴埋め採用から、規模拡大を目的とした採用へとシフトしているようだ。
中途採用の手段
各企業がどのような採用をおこなって、さらに効果があったものを調査した結果が下記のデータである。中途採用の募集で効果のあった手法は、「求人サイト」が78.4%で最も高く、次いで「縁故」65.6%、「人材紹介」54.5%の順となっ ている。2012年以降「有料求人情報誌」は年々増加しており、一方で「折込求人紙」「フリーペーパー」「人材紹介」「SNS」は年々減少しているようだ。
上記の結果から、中途採用には求人サイトの運用がカギを握っている。但し、数ある媒体の中から何を使えば良いのか、求人広告をどのように運用していけば良いのか、そのような悩みをお持ちの人事担当者も多い。広告の最大の使命は、効果を発揮すること。しかし、媒体やスペースが確保されれば効果が必ず出る、というものではありません。
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