転職者の本音
現在の転職者は、企業にいったい何を求めているのか、昨年のデータをもとに、分析したいと思います。
【求める条件】
「年収UP」を希望する人が全体の53%に増加!!
「転職を考えた理由」の中でも、給与への不満が1位でした。全体の過半数以上を占め、デリケートな収入の問題ですが、これは本音と捉えて、よいかもしれません。
その背景には、上昇しない給与、上がった消費税など、家計の問題があるのでしょう。
具体的には、「51万円~100万円」のUP希望が、42%となっています。
【入社希望時期】「すぐにでも」~「3ヶ月以内」を合計すると約7割。
「すぐにでも入社したい」→全体の32%
「すぐにでも」~「3ヶ月以内」を合計すると、
全体の69%となり、転職者が早々に転職活動を終わらせたい、という意志を表示しています。
【企業側対策】
上記からすると対策は、おのずと見えてきます。
①希望給与額の確認は、選考の早期に!!
「年収アップ」を目指す転職者が大きく増えている現状。応募者の求める金額に合わず、内定辞退をされれば、採用にかけた労力は水の泡になってしまいます。複数内定を得ている、応募者であれば、年収が転職先を決める、指標にもなります。
そのため、内定辞退や、採用競合への対策として、選考の早い段階から、応募者の年収と、確認しておきましょう。
②選考プロセスをスピーディー!!
合格連絡や、次の選考までの日程調整に、時間がかかってしまうと、離れてしまう原因となります。また、その間に他社の選考が進み、内定を取得してしまえば、選考辞退に繋がることにも、なり兼ねないので、少しでも選考プロセスのスピードを上げましょう。
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