タクシードライバーの採用をするには?

タクジー

タクシー業界は、慢性的な人手不足で、求人広告は年間を通して常に出している状況が続いていますが、今回はそんなタクシー業界の採用について考えたいと思います。

タクシー業界人手不足の要因

人材不足の要因は、仕事に対するイメージの悪さが大きく、例えば…

①給与体系が歩合制
②隔日勤務(朝8時から翌朝5時勤務)
③酔っ払いや強盗に遭遇するのでは?という危険性

というような、勤務形態や仕事そのものに対するイメージの悪化が要因のようです。

労働条件を変えられないのか

タクシー業界のお仕事は、みなさんお分かりの通り、お客さんに乗車してもらい、そこから得られた運賃により利益が発生します。1日で5万円の売上の日もあれば10万円以上稼げる日もあり、このように売上の変動がかなり大きいため、人件費を固定給にしてしまうと会社が圧迫されてしまうのです。ただし、一般的には、基本給+歩合給なので営業職と何ら変わりはないのです。

とはいえ、勤務時間帯に夜勤があるので、夜勤に抵抗がある方にはかなり厳しいと思いますが、実際に勤務している方の中には、休憩時間がきっちりしていたり、一般の企業よりも結果的に稼働時間が短いので、働きやすいという声も聞く事もあります。結論、労働条件を変える事は難しいですが、求職者に対する打ち出し方や、ターゲットを絞って訴求することで良くないイメージを払しょくする事は可能だと考えられます。

ドライバー採用の落とし穴

上記でも説明した通り、1人1人のドライバーの稼ぎが、そのまま会社の売上となるため、ドライバーが不足してしまうと、稼動率が下がってしまい結果、車を持て余してしまうような状況に陥ってしまいます。こうなると経営陣は「とにかく誰でも良いからまずは人材を確保しよう」となり、大げさにいうと【誰でも良い=車の免許さえ持っていれば年齢やコニュニケーション能力は重視しない】となってしまいます。

実際にみんな利用しているタクシーだからこそ、仕事に対するイメージが仕事をする前から勝手に決まってしまい、ドライバーの魅力を伝えることがかなり難しくなってしまいます。しかし、業界に対する魅力をしっかりと伝えきれないと、間口を広げて採用活動を行ったとしても応募がない、または、応募があっても辞退が多いという負の結果になってしまいます。

求人広告で人材を募集する

採用ができないから母集団を形成するために間口を広げることも良いですが、どの会社も既に行っていますよね?求人広告を使うのであれば、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」がすごく重要な要素だと思います。

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タクシー業界の特性上「2番手」の求人として応募される傾向があります。そこで「誰に」は、なかなか転職しにくいといわれている「40代以降」を狙うのが良いです。例えば、今まで営業職で歩合給に抵抗のない方や、飲食店で働いていて夜勤に抵抗がない方に絞る事により、不安要素を緩和できると共に、コミュニケーション力は比較的高いので、接客にも向いています。まとめますと、ターゲット層は「40代以上のサービス業、営業職経験者」が良いと考えられます。

そのターゲットに対して、求人広告の原稿の内容(特にキャッチの部分や写真の打ち出し)、スカウトメールの運用など、構成を考えなくてはなりません。

その構成の「何を」「どのように伝えるか」に関しては、会社ごとに異なるので、一概に何とも言えませんが、もしお困りであれば弊社に是非ご相談頂ければと思います。

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