時代は「メンター制度」ではなく「スポンサーシップ制度」
近年、女性活躍支援に力を入れている企業は、増えてきているのではないでしょうか。女性活躍の為の施策として、あらたな動きがあるようです。
メンター制度とは?
メンター制度とは、メンター(ベテラン社員相談役)と、メンティー(若手社員)が、1対1、または、1対多数の形態で昇進支援から、メンタルケアなどを行う、社内制度です。
しかし、現在、メンタルケアに留まり、管理職昇進等への導きができていない事から、メンター制度の限界を、迎えているという声が、少なくありません。
スポンサーシップ(保証人)の時代
スポンサーシップ制度とは?
スポンサーシップとは、簡単に言うと、昇進させる事を目的に行う教育です。経営幹部が、スポンサーとなり、選抜された女性社員に、昇進に必要な、経験・知識をマンツーマンで指導する、育成システムです。
さらに、欧米では、5年前から注目されており、日本でも、昨年から、導入する企業も、増えてきているようです。
従来のメンター制度では、目標や、着地点が曖昧になりがちですが、スポンサーシップ制度は、管理職に昇進させる事を、明確に設定している為、効果的かつ、新たな取り組みと言えるでしょう。
まとめ
政府は「2020年までに、女性管理職者比率を30%まで引き上げる」という目標を掲げています。
政府だけではなく、企業レベルでも、定量的に着地点を設定する事で、女性が活躍できる社会の、仕組みが、出来上がっていくのではないでしょうか。
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