スカウトメールの上手な使い方、誰でも簡単に返信率を上げる8つの必須事項
過去に説明したことがあるように、
求人広告におけるスカウトメールは、DMと比べ、
一人ひとりを対象として、別々の文面を送ることが可能であるため、
返信率が、とても高いです。
DMの返信率が0.3%~1%なのに比べ、
スカウトメールの返信率は3%以上になります。
さらに、いまから記載するスカウトメールの基本を守れば、
返信率を4%~5%にすることも難しくないです。
求人広告を扱うプロの企業でも、これができていないことは多いため、
企業の人事様、採用担当様はしっかり覚えておくようにしてください。
スカウトメールの返信率を上げる!8つの必須事項
0 タイトルに命を吹き込む
スカウトメールのタイトルは、求人原稿の大タイトル同様に重要です。
スカウトメールやDMや、応募者にむけて一斉に送られる。
応募者側からすれば、全て開封するような時間も余裕もないため、
ここは、とても集中してライティングすることをお勧めします。
方法は大きく2つ。
【1】同業他社との圧倒的な差別化を書く
例:●●で有名な■■を抑えて、業界でトップレベル!あなたにも・・・
例:給与が▲▲万円!!未経験でもこの給与額の秘密をあなただけに・・・
【2】インパクトを重視する
例:本当に成功したい方だけ開封してください。空けてびっくり!
例:コツコツ頑張ると年収1000万。その秘密が気になる方のみ、お会いしたいです。
上記がセオリーだが、開封してもらえる自信があるコピーライトであれば、
何でも問題ないです。とにかくテンプレートに似たようなタイトルにすることなく、
他のメールと同様に埋もれないようにしてください。
あえて、『タイトルに命を吹き込む』のナンバリングを0にしたのは、
これが当たり前の大前提であり、これをきちんとしないと
スカウトメールが機能しないからです。
1 何故、【アナタ】なのか
なぜ、あなたという人に、メールを送ったのか。
あなたでなければいけない理由は何のか。
特別扱いや、自尊心をくすぐるような内容、
もしくは、その人だからこそ、送った側の企業で活躍できる理由を
きちんと明記することが重要です。
これを冒頭近くに記載しないと、それ以上読み進めてもらうことができません。
2 何の職種?
その人がきちんと希望している職種なのか、
スカウトメールを送った側なら、わかっているはずだ。
自分が希望している職種、業界からのオファーだとわかれば、
興味を持ってもらえます。
3 こんな会社です
あなたの会社が、他の会社と比べてどう違うのか、
どのような成長性を秘めているのか、
そして、どのような仲間と仕事をすることになるのかを記載しよう。
ここで、応募者とのミスマッチングを防ぐことができます。
4 業界のさわり
あまり深ぼることはしなくてよいですが、
簡単に、業界の説明と、それにあわせた成長戦略を説明しましょう。
他業界からの転職希望の方には、必要な文章です。
5 他社との差別化
ここまで読み進めてもらえたのであれば、
あとは、潜在会員の背中を押してあげることが重要です。
他社より、どんなことが素敵で、どんな良いことがあるのか。
大切なのは、
「会いたい」「面接されたい」と気持ちを持ってもらえるような
販売促進的な文章を書くことです。
6 クロージング
最後に、これも重要な要素、クロージングです。
相手の返信をもらえるような文章で締めくくりましょう。
例:ここまで御読み頂き、ありがとうございます。
絶対に後悔はさせません。
かならずご返信を頂き、お会いできることと思っております。
7 署名
これも基本ですね。
簡単でも結構ですが、スカウトメールにおける署名は、
会社の『顔』に値します。
手をぬかず、きちんと記載することを心がけてください。
採用全般でお困りのことがあれば、エヌリンクスにお問い合わせください。