面接官が求職者を見抜く3つの質問

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人事の方は、みんな知っているだろう。
しかし、実際に実行できている、人事は果たして、どの位いるのだろうか・・・
改めて、面接の大切さを、理解して頂きたい。

【人物像の見極め】

求職者の緊張

緊張したままでは、本来の人材像の、見極めはできない。誰もが、面接は緊張するもの。

緊張を和らげ、求職者の本来の力を、引き出せるかも、面接官の力量の一つだ。

対策「クローズドクエスチョン」

まずは簡単な質問から。その後、徐々に具体的な質問をする。

簡単な質問とは「YES/NO」で、答えられる、クローズドクエスチョン。
答えやすい質問で、テンポ良く、コミュニケーションがとれれば、緊張もほぐれる。

また、「緊張していても大丈夫ですよ」「一度深呼吸してみようか」などと、緊張した相手を、受容してあげることも大切だ。

一時の緊張で、その人の評価を、決定してしまうと、良い人材を、見落とす可能性がある。

広く浅い質問

一問一答形式で、広く浅い質問では、人物像は見えない。
求職者は、想定問答に対する、回答を準備してる。

広く浅い質問は、覚えてきた答えを、きちんと言えるか、言えないかの、確認になってしまうため、求職者の人材像は、見極められない。

では、この問題点について、どのような対策を、取ればよいのか・・・

対策「人物像の明確化」

面接資料は、事前に読み込んで、求職者の人物像は、イメージしておく。

履歴書やエントリーシートの内容を、確認すると同時に、その内容の真偽や、具体性を、質問しながら、確認する。

特に志望動機などは、しっかり台本を作りこんでくる。
また、エピソードはかなり、美化されている、ケースがある為、具体的に掘り下げていくと、人物像が見えてきて、作り話などはボロがでてくる。

これらの、具体的質問の回答に対し、さらに具体的に聞く。

浅く広く質問するよりも、狭く深く質問する方が、人物像はより、鮮明に見える。

統一した面接

面接官が複数名いる場合、それぞれの観点で面接を行ってしまう。
要するに、面接官によって、質問の仕方や、求職者を見極めるポイントがバラバラになってしまい、良い人材を逃している可能性がある。

対策「魔法のシートの作成」

面接官が複数いる場合、それぞれが同じ条件で求職者を見抜く質問ができることが大切だ。
だったら、どうすれば良いか・・・!?

それは、求職者を見抜くポイントの質問を20項目程に絞りこんで、面接チェックシートを作成する。
面接官はこの魔法のシートを見るだけで、求職者全員に同じ質問をし、同じ条件で求職者を見抜くことができ、また、求職者同士を上手く比較することができる。

まとめ

面接で大切なことは、応募者と信頼関係を構築することだ。
面接官は、自社にふわさしい人材かどうかを見極めるが、同時に応募者も面接官の言葉や態度から入社すべき企業かどうか考えている。
応募者を見極めるだけでなく、応募者が入社したいと決断する面接をおこない信頼関係を構築することが大切だ。

面接は企業にとって、大きな買い物だ。
1人雇うだけでも、人件費が大きく、のしかかる一方、大きな利益も、見込んでいることを理解し、面接に臨んで頂きたい。

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