看護職の採用で知っておくべきこと

ナース

現在の日本では、人口の高齢化が進んでいるため、

医療ニーズは高まり続けています。

しかし、看護師不足は深刻になっているのです。

看護師が確保できず、病院を閉鎖するケースまで出ているのです。

 

看護師採用の現場では、

質の高い人材を確保し、育成していく必要があります。

接客業と同じで、フロントに立つ人間の質に、

病院を営業し続けるための要因が絡んでいるからです。

看護師が不足している原因

毎年、看護師国家試験では約45,000人から50,000人の、

合格者が生まれています。

しかし、2010年の看護師の離職率は11.2%、

新卒であれば8.6%あるのです。

 

以上のことから考えられることは、

看護師資格を持つ人材が不足しているのではなく、

多くの看護師たちが医療現場を離れてしまうことが、

現在の看護師不足の原因の一つと言えるかもしれません。

 

さらに掘り下げていきます。

看護師としての定着を阻んでいる原因を考えてみると、

長時間労働、夜勤を含む不規則な勤務体系、

重労働、待遇があまりよくないなど、

厳しい条件が揃っています。

 

これらが看護師としての定着を阻み、

慢性的な人員不足が更に労働環境を悪化させるといった、

負のスパイラルになってしまっているのではないでしょうか。

注目されている潜在看護師

現在、看護師の資格を持ちながら、

看護師としての職に就いていない潜在看護師の数は、

55万人から60万人いると推計されています。

条件さえ整えば、また復職したいと考えている看護師も、

少なからず存在すると考えられているのです。

 

そのため、勤務形態に柔軟性を持たせたり、

研修やプリセプターと呼ばれる指導係をつけるなど、

徐々に変化が起きています。

この変化は数年前から実施されており、

2006年4月には診療報酬改定が行われました。

入院患者対看護師の比を、それまでは「10対1」だったものに対し、

「7対1」に増やすことで、病院への診療報酬が、

増額されるようになったのです。

 

しかし、研修や環境を変えていくことで、

潜在看護師を呼び戻そうという働きは、

積極的になっているものの、

完全に効果が上がっているとは言いにくいです。

病院側の受け入れ態勢

多くの看護師が、

「働き続けたい気持ちはあるのに、疲弊して辞めている」

という現状があります。

 

看護師が不足している現場では、

一人一人の負担や責任が増し、

疲弊して辞めてしまうという、

負のスパイラルが起きています。

 

休みが取れなかったり、結婚や出産などのライフスタイルの変化にも、

働き方の選択肢がないために、無理をするしかないなど、

看護師側の悲痛な声も上がっているのです。

 

この声に、病院側が応えきれていないということも、

看護師不足を招いている一因なのです。

近年の病院や診療所では、

こういった問題としっかりと向き合って、

待遇の確保、選択肢の融通などを用意することで、

離職率を下げる動きをしています。

選択肢の提供とは

看護師とは技術士と同じ、専門分野のエキスパートです。

パートや派遣という労働形態でも、

行う業務には同じだけの責任があります。

 

業界によっては、パートや派遣を、

正社員としっかりと線引きして、

対価を変えることが当たり前になっていますが、

これからの看護業界では、

根本的な仕組みを改善し、

経営と労働の関係を好循環に持っていかなければいけません。

 

だからこそ、勤務形態や労働形態を選べたり、

または、プライベートに合わせて保育所を設置するなど、

インフラを整えることが大切になってくるのです。

 

一般企業にも言えますが、

経営側の都合を押し付けていては、

優秀な人材の確保はできないのです。

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