女性採用の5つのポイント

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「女性を採用したい」

多くの企業で、女性採用のニーズは高まっています。そして求人広告においては、女性採用の確率を高めることが可能です。

残念ながら、求人広告で女性採用について、論理的に考えれる営業は、ほんの少しです(「写真に女性をいれましょう!」は当たり前のレベル)。私たちが、女性採用を行う上で、大切にしているポイントを、ご紹介します。

何故女性採用が難しいのか

当たり前の話ですが、働く人口が男性に比べて、少ないからです。

全国の労働力人口は6,555万人ですが、男女別に見ると、男性が3,789万人、女性は2,766万人。女性はそもそも労働数が少ないため、確保することが難しいのです。

従って、この少ないパイを多くの企業が求めているので、普通に求人広告を打っても、彼女たちに響くことはありません。

女性に限定した記事を練り上げる事が、女性採用を成功に導きます。

女性採用の5つのポイント

1.ポジティブアクションを利用する

雇用機会均等法により、「女性歓迎」系の表現は、原則として女性に対する差別として禁止されています

ただし、『ポジティブアクション』という制度を使えば、女性歓迎表現を謳うことが可能です!

ポジティブアクションとは、男性労働者と女性労働者の間に生じている事実上の格差を是正することを目的として、女性労働者を確保しやすくするための対策です。更に具体的に言うと、その募集職種、会社における女性の割合が、4割を下回っている状況があることが条件になります。

例えば、営業が全員で10名、そのうち女性が2名しかいない場合は、ポジティブアクションの適用が可能です。意外に知られていない施策ですので、是非チャレンジしてください。

実際の施策適用にあたっては、タイトルに特別な表記が必要だったり、原稿に不可欠な文言があり、確認を忘れずに行ってください。ちなみに、新規部門で募集をかける際は、4割を下回るという条件に該当しないため、適用できません。

2.絶妙な表現を使う

先ほど記載したように、直接的な表現は禁止されているため、遠回りな表現によって、女性にターゲットを絞り込むことが可能です。

「疲れて帰ってくる営業を、アナタの笑顔で癒してください!」などの文言を用いれば、女性に対してのアプローチは充分と言えます。

3.制度をアピールする

  • 資格支援・研修制度が整っている:ライフイベントの影響などにより、「長期的なキャリア形成」は女性にとって難しいため、「資格取得」や「技術が身につくこと」、「研修でのスキルアップ」を表記
  • 産前産後・育休・介護制度活用実績:「制度がある」ことを表記するだけでは不十分。実績が○○人などの実績を表記
  • 女性のキャリアプランが明確:実績として、女性がどのようなキャリアを社内で歩んでいるのかを表記

4.スカウトメールを使う

最も効果的なのは、各媒体にオプションでついているスカウトメールを使うことです。

スカウトメールはDMと異なり、会員登録されている方に向けて、1件1件ダイレクトでメールを送れるものを指します。今まで説明した「1~3」を表現したメールを女性だけにおくることが可能です。

マイナビ転職や@typeが、スカウトメール機能が充実していると言われています。

5.女性ターゲットの求人広告を打つ

女性にターゲットを絞りきっている女の転職@typeなど、会員の90%が女性であるような求人広告にチャレンジすることも効果的です。

またリクナビやマイナビで女性正社員が採用できない状況が続くようであれば、マイナビバイトやanなどのアルバイト求人広告から、女性正社員を採用することを考えても良いかもしれません。

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