一般事務の採用で知っておくべきこと

事務

一般事務という仕事は、売上に直結しませんが、

企業にとっては根本を支える大切なポジションです。

この一般事務には求人において少し歴史があります。

1990年代から2006年頃まで、

一般事務は派遣で雇用する方法が主流になっていました。

当時、派遣業務の規制が緩和されたり、

不況の時代からリストラも多く行われていたことが理由に上がりますが、

今回の話では割愛します。

 

今回は、「一般事務の採用において知っておくべきこと」です。

現在でも派遣という雇用形態を、

採用している企業は多くありますが、

先日、一般事務職を派遣雇用している企業から、

悩みを打ち明けられたので、この記事を書こうと考えました。

派遣雇用での悩み

単純な話ではありますが、派遣雇用した事務員を、

主力にまで育てていたのに契約期間満了で、

退職してしまうということでした。

そのため、再び採用から始めて、

教育しなければいけないということが課題に上がったのです。

派遣社員への業務分配も大切ですが、

一般事務を派遣雇用すること自体に、

メリットとデメリットがあります。

派遣雇用のメリットとデメリット

メリット

・雇用単価が安い

・訴求力が高い

デメリット

・業務面での財産(雇用期間による経験値)に繋がりにくい

・契約期間内の条件労働になる

簡単に述べると、上記の通りです。

一般事務を正社員として雇用するのか、

それとも派遣社員として雇用するのか、

それは企業がどのように、

一般事務の採用プランを立てているのかを、

よく考えて選択しなければ、大きな失敗に繋がってしまうのです。

 

成長拡大中の企業には、長く働いて、

業務面での財産を蓄積できる正社員雇用をお勧めします。

そして、単発的な穴を埋める目的であったり、

訴求力を重視するのであれば、派遣雇用をお勧めします。

これがミスマッチしてしまうと、

冒頭で述べたような悩みを抱えてしまうことがあるのです。

大切なことは、雇用形態の時点で、

採用活動が成功するかどうかが決まるということです。

一般事務の募集で応募者が一番見ている項目

一般事務職の応募を成功している企業が、

どのような工夫をしているのか整理してみました。

営業職と違い、給料面での待遇で歩合などが入らないため、

別の項目に注目を集めているのです。

結論から伝えると、勤務地と社風です。

これは全ての応募者に共通するわけではありませんが、

重要だと感じたので記載します。

一般事務に応募する方の傾向としては、

通勤時間や、勤務地近辺でのメリット(帰りにショッピングができる等)が、

明確に分かる募集広告に反響が多く、

社風も分かりやすく掲載してあると、反響効果が更に伸びたのです。

勤務地近辺でのメリット、社風>どちらか一方>すべて不鮮明

というように、応募者の数は顕著に表れます。

これは、一般事務の募集をする上で、

求職者に対して明確にベネフィットできていることが、

どれだけ大切な事なのかということが、分かります。

まとめ

一般事務の採用計画を立てる時に、

正社員なのか、契約社員なのか、

求める内容によって雇用形態を決める。

募集広告では、立地条件、社風を、

明確にベネフィットできていれば反響率が上がる。

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