データから読み解く現代求人広告の秘訣
2013年10月29日、オウチーノ総研が、
20 代~50 代の就労者 616 人の
『働く目的・モチベーション』に関するアンケート調査の結果を公表しました。
結果、「働く目的」の第 1 位は、全年代において「生活・家族のため」となった。
「仕事が好き、面白いから」「社会、人の役に立ちたいから」と回答する人は、
年代が上がるごとに増加し、
一方、「自由に使えるお金が欲しいから」「貯蓄するため」と回答する人は、
20 代・30 代が 40・50 代を大きく上回る結果となっています。
アンケートなので、正直本音は見えないと想定していましたが、
結果を見る限り、精度が高いのではないのかなと、思えてしまいます。
美談なしにできるのであれば、
世の中のほとんどの人は、生活のため、家族のため、
ひいてはお金のために働いています。
それを前提に、人事様・採用担当様は、
獲得したい年齢、職種別に記事を作成し、募集広告や、
採用サイトを適正につくりあげることが大切です。
お金も大前提にありながらも、
目的は、【家族の生活】や【自由に使えるお金】という言葉があがります。
求人広告や採用サイトに、
社員の家族との交流写真は不可欠!?
つまり、データから、推察すると、
冒頭に記載した画像にあるような、
年代別の4位~5位の特色を打ち出し、各年齢層へ訴求すると共に、
既存社員の家族との幸せな姿や、
お金の使い先など、求職者に、就職及び転職先の
具体的な未来の姿を想像してもらえるような、記事にすること、
および写真を掲載することが、
これからの求人活動には、不可欠なのかもしれません。
女性は、自身の能力が発揮されることを強く望む
また、これとは別のオウチーノ総研のデータでは、
●男性は「成果を出して周りに貢献すること」が、
●女性は「自己成長」や「自分自身の能力が発揮されること」が、
モチベーションとなる傾向にあるそうです。
男女ともに「給料がもらえること」を選んだ人が最も多く、
データでは70%を超えています。
男性は、
「出世・昇給すること」「会社に貢献すること」
「社会に貢献すること」「仕事で成果が出ること」
「家族の幸せ」は男性の方が割合が高く、
女性は、
「自分の成長を実感すること」「自分のスキル・能力が活かされていること」
「周りに認められること」「プライベート・休日が充実すること」
が仕事のモチベーションアップの理由として挙げられています。
男女別に、求職者を訴求したい場合は、
このような客観的なデータを前提に、キャッチコピーなどを工夫することをお勧めいたします。
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