エンジニア採用を深堀する
当ブログでも、幾度かエンジニア採用について触れてきたが、
採用難易度がグングンあがってきている昨今、
やはり、採用に苦労している企業が多い。
そもそも人事の方や、TOPがエンジニアを定義しきれているケースが少なく、
根本から、計画を練り直すべき企業が多い。
そんなさなか、弊社は名もなき一企業にも関わらず
採用に成功している。
そしてそのノウハウを、お手伝いしている企業様に余すことなく伝え、
採用成功企業を増やしている。
目次
採用したいエンジニアを定義する
エンジニアとは?
システム開発を通して、仕組みをつくる通称
システムエンジニア(SE)とプログラマーの違いは、
設計図(仕様書)作成や、打ち合わせ、全体の工程管理から稼働~保守管理を行うのがSE
設計図通りに、実際の設計を行うのがプログラマー。
上流下流という関係ではなく、お互いの強みが違うのだ。
まず、このことをしっかり認識すること。
エンジニアの種類
- ネットワークエンジニア
- カスタマーエンジニア
- システムエンジニア
- プログラマー
- プロジェクトマネージャー
- サーバーエンジニア
- データベースエンジニア
レベルで分けてみると(一概には言えないが)…
Level.1
プログラマー、テストエンジニア、運用・監視オペレータ サポートエンジニア
Level.2
システムエンジニア、組み込み系エンジニア、ネットワーク/サーバーエンジニア
Level.3
プロジェクトマネージャー、SE、事業企画、
Level.1~2までの職種で突き抜けたスペシャリスト
エンジニアの採用理由を明確にする
●新規事業、サービスをリリースしたい
企画、設計のスキル
新サービスのリリース経験
スピード
●既存事業の拡大
運用経験
保守管理スキル
インフラ整備力
●社内業務の効率化
単独での企画、開発経験
社内システムサポートの経験
エンジニアの転職理由を知る
- キャリアアップ
- スキルアップ
- 専門性アップ
- 異分野のスキルアップ
- 待遇、環境改善
- 自分の作品を世に出したい、またはその逆
ターゲット選定
採用のお手伝いをさせて頂く場合、
よくあるのが、
「新規事業ができて、運用が出来てサーバーもいじれて、
いちいち指示をださなくても、自分で考えれる人が欲しい」という内容だ。
いわゆるフルスタックエンジニアを求めているケース。
(インフラからミドルウェア、モバイル、デザインor設計からプログラミング、デプロイ)
無理。
そんな優秀なエンジニアは、あなたの会社には、絶対にこない。
ここまでに定義してきた、エンジニア像から、
本当に最低限必要な条項だけを抜きだそう。
エンジニアを採用する具体的方法
求人広告や求人サイト、人材紹介、
社員紹介、ダイレクトリクルーティングまで、様々な採用手法があるが、
いずれにしても明確にしていおくべき項目がある。
現場で使用されるスキルを伝える
彼らは、「現場でどんな技術、経験が活かせるか」
「これからどんな技術を学べのか」
この辺は、基本として知りたい情報です。
かならず把握し、伝えましょう。
スキルが何に昇華されるのか伝える
自分が培ってきたスキルが、世の中にどのような影響を与えるのか、
社内にどれほどのインパクトをもたらすのか、明確にする。
人事や、採用担当だけで、エンジニア採用を完結しない
エンジニアの採用を真剣に考えるのであれば、
社内エンジニアの協力は、欠かせません。
①人材紹介会社経由の際は、条件やターゲットを伝えるさいに必ず同席してもらい、
内容に相違がないか確認する。
②求人広告を利用する際も、原稿記事を見てもらい、
伝えたいことが伝えられているかを確認する。
③面接や採用にも関わってもらい、ミッションの遂行が可能な人物のみを
採用できるスキームを整える。
広報にも注力する
ベンチャー企業には、「夢」しかない。
露出して夢を語っていき、賛同してくれる人を集めるのだ。
応募を加速させるためんはメディアに出て露出を増やすことが重要であり、
通常業務が山ほどあるかもしれないが、露出の機会があれば最優先して動いてほしい。
マスメディア、プレスリリース、イベント登壇などは、
積極的に動くこと。
そうすることで、優秀なエンジニアを採用できる確率は
グッと高まる。
採用全般でお困りのことがあれば、エヌリンクスにお問い合わせください。